仕事における悩みって色々ありますよね。職場の人とのやりとりとか、上司との相性なんていう人間関係についての悩みもあるかもしれないし、新しい仕事に取り組み始めて、どうやって目標を実現させたらいいだろう?ものすごい仕事量で、どうやって対応していこう?って考えたり…
こんにちは!Ainessのえりです。
悩みって1つ1つを見ていくといろんな種類があるように思えるかもしれませんが、ちょっと引いて大きな視点で見てみると仕事における悩みってたった2つに分けることができるんです。自分がどっちの傾向が強いか?を知って自分にあった解決策を見つけていきましょう。
人ってみんな自分が普通と思っている部分があるので、他の人の思考パターンがどんなものかって想像もしないですよね。仕事において「何に悩んでいるか?」つまりは「本当は何を実現したいのか?満たしたいのか?」を自分自身で理解できると解決がスムーズです。
一番避けたいのは「これを実現したい」と頭で理解していることと、本当に得たいもの、満たしたいものが違っていて、いくら悩み、行動しても満足できない、本当の望みが実現しないという状況ですよね。自分が本質的に何を目的に働いているか?どういうことに価値をおいているか?ということを掴んでおくとそのズレをうまく修正しながら本当に欲しいものを手に入れていくことができます。
仕事において、何について悩んでいるか?を理解できると自分が本質的に何を目的に働いているか?どういうことに価値をおいているか?が浮かび上がってきます。その2つとは
- 人重視で働いているのか
- タスク重視で働いているか
大きく分類することができるんです。
あなたはどっちタイプ?
人重視の特徴は
- 自分の気持ちや感情を大切にすると同時に、他の人の気持ちや感情にも大きく影響を受ける
- 人との信頼関係を大切にする
- 仕事を通して「実現する」「達成する」ことだけでなく、それ以上にその経験を通して「感動を分かち合う」「感謝される」「人と繋がること」自体に重きを置いている
→そのため気持ち、考え、人についてよく考え、話をする特徴があります。悩みの内容も感情、人との関係性についてが多くなります。
タスク重視の特徴は
- 結果や達成に重きを置く
- ツールとかシステムを活用することに意識が向きやすく人も実現のためのツールの1つという捉え方をする
- 「人の気持ち」や「関係性」にも意識を向けますが、それは物事を終わらせること実現させることのためのプロセスと捉え実行力、実現力に重きを置いている
→ゴール、目的、タスクについて考えたり話す特徴があります。悩みの内容もどうしたら実現できるか?という具体的な内容やステップについてがお送ります。
あなたは仕事において、どっちがベースにありますか?自分がどちらの傾向が強いかを理解しておくと悩みの解決方法が見つけやすくなりますよ!

それぞれの悩み解決方法
人重視
仕事通して生じる人との気持ちのやりとりや、共感、感情の分かち合いにやりがいや喜びを感じるのではないでしょうか。仕事を通じて〈自分の気持ちを共有したい〉〈わかってもらいたい〉という気持ちを大切に。んだってことを、自分で認識しておくことが大切です。気持ちにはまったく意識が向かず、目的実現に全集中して仕事をしている人がいるってことも知っておきましょう。
タスク重視
仕事とは結果を出すもの、成果を出すことに目的意識を持っているので情報、スキル、システムなど具体的に何が必要か?不足しているか?などを明確にすることに集中するとどんどん捗ります。逆に、物事の遂行ではなく、その過程での人との関わりやつながりを目的に仕事をしている人がいることを知っておくといいですね。
「あ〜自分が欲しいものってこれだよな」ってことがわかりやすくなると同時に、自分とは思考、視点が違う人の行動とか選択も、理解しやすくなると思います。

自分を知ってスマートカット
これ、自分がどちらか?を知らなくて、さらにずれている行動や選択を、解決策だ!って思い込んじゃうとやってもやっても思うようにいかない。要は、自分が欲しいものが手に入らない、ってスパイラルに入り込んじゃうと思うんですよね。
例えば同じ「業務量が多い」という状況があったとします。
人重視モードの人は「業務量が多くて大変だ。」という「気持ち」をわかって欲しい。それなのに「こうしたら早く終わるよ!」と解決策を渡されても「あぁ…ありがたいけど…わかってない。」と思ってしまう。初めに気持ちを満たして欲しいと無意識に思っているから、です。
タスク重視モードの人は「具体的な解決策」を知りたい。それなのに「わかるよ。大変だよね。がんばって!」と先に気持ちに共感されても「え…おいおぃ」と思ってしまう。まずは現状を打破して、目的を実現する具体的な方策を求めているからです。

カメレオンでOK!
ちなみに私自身の体験として印象的だったことがあります。会社員の時に、仕事について「こんなことがあってさ〜どうしたらうまくいくかな。」と話をしていたことがありました。
すると相手は「こうしたらいいんじゃない?」と具体的な解決策を提案してくれました。その当時は業務量の多さにタスク重視で「サクサク進めていきたいぞ!」と思っていた私は具体的な解決方法のアイディアがないかなと考えていたのです。
ただそのボールを受け取った瞬間「え…違う!そんなこと知りたいんじゃない〜!」って思ったんです。笑 「違う〜!」と思った瞬間に「あ、やば!私、解決策が知りたいと思って話をしていたつもりだったけど、本当は自分の気持ちを整理したかったんだ〜。ただ、大変だったね、って共感してもらいたかったのか!」と気づいたことがありました。
同じ人間でも、状況、出来事、タイミングによってモードって無意識に切り替わるし、頭で考えていることと、自分の感情の反応で出てくることって違ったりします。

無意識な願望を知っておこう
ここで大切なのは、仕事において
- 自分はどっちがベースなのか?を理解しておくこと
- 自分とは違う視点で、仕事を捉えている人たちも大勢いるってこと
自分がどっちのモードに入っているかに気づくことで「今、何を望んでいるのか?」を理解しやすくなります。そうすれば具体的な解決策も当たりがつけやすくなるってことなんですよね。
仕事における人重視とタスク重視についてお話ししてきました。
自分のベースモードがどちらか?を知って悩みをスムーズに解決していくヒントになったらうれしいです。
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