「もっとも効果的なポイントはどこだろう?」
何かものを持ち上げようとするときになかなか思ように動かせない。持ち上げられない。そんな時に、私は「どこに、どのように力をかけるとカンタンに持ち上がるかな〜」と考えるのがスキです。
棒を使ってみる?持つ場所を変える?誰かに協力してもらう?力を入れる場所を変える?それって昔学生時代に習った「てこの原理」の力点を工夫するような感覚です。
力点とは、道具などで物を動かす時に「力を加える点」のこと。そのままだと持ち上げられないものも、力を加える場所を変えるだけでヒョイっと簡単に持ち上げられてしまう、あのイメージです。
それってつまりは「自分の目的を実現させるためにもっとも効果的な点(ポイント)はなんだろう?」と言う問いのことなんですよね。
プレゼンテーションは分かりやすい例かもしれません。
相手に「この行動をして欲しい」という目的を実現させるためにもっとも効果的な点(ポイント)はなんだろう?そう投げかけてみるとそれは「面白おかしく話す」かもしれないし「数値を提示する」かもしれない。「未来を想像させる」「映像を見せる」etc…いろんな方法で効果的な点にアプローチすることができます。
これは仕事にも、家族にも、パートナーシップにも、友達にも自分にも、どんな相手の、どんな場面でも応用することができます。
- 友達に私のもっとも効果的なポイントを抑えられてプレゼン(というリクエスト)をされてすぐに行動を変えたとき
- 家族からの一言で「うわ!やられた!そっち選んじゃうじゃん!」と思わず選択を変えたとき
分かっているけど…相手のプレゼン通りに気持ちよく動いてしまう。思わず「おぉ〜!」と感動してしまいました。
この「ひょいっと、ついつい動いてしまうポイント」を押されると結局動く側も「いやいや動かされる」のではなく気持ちよく、面白おかしく動かされちゃうんですよね。それこそ両方にとってHappy!
もっとも効果的な点(ポイント)はどこですか??