セッションを最大限活用するコツの1つに「気づきや発見を言語化しておくこと」があります。
パーソナルセッションでは、毎セッション終了後にリフレクション(振返り)ができるフォームをご用意しています。(詳しくはこちら)その振り返りの機会を通してクライアントのみなさんが報告してくださった気づきや発見をVOICEとしてシェアしています。
■今日のセッションでの新しい気づき、発見はなんでしたか?
パートナーへの愛情
■セッション前後ではどのような変化がありましたか?
2つのこと(*)を喋りたいと思っていたけど「なんか意味あるのかなぁ」と思っていたも
- 怒りの扱い方
- パートナーと子ども2人を同時に大切にするにはどうし
たらいいのか?
(という根源的なテーマ)になっていったのが面白かったし、
(*2つのことは⑴ 職場で怒りを感じる人の存在の話と、⑵ 3歳の頃にあった出来事、でした。)
■自分自身について今日は新たにどんなことを発見しましたか?
「自分は目の前のこと一つしか大事に出来ない」と思っていたし、そう
■終わってみて「今日の本当のテーマ」はなんでしたか?
3人でハグするような、3人で温泉に入るような、まろやかなあたた
■今日のセッションを通じて決めたアクションは何ですか?
セッションが終わってからパートナーに
- 良い関係にしたいこと
- 私が
変わりたいと思ってること - 2人を大事にしたい
と伝え
■今日の感想
子どもができてからの関係に私自身も戸惑っているのだなと気づき
セッションは「なんとなく」で始める人はいません。貴重な機会、時間、お金、ご自身のエネルギーをかけて「やる」決断をされるから。何かを解決させたい、しなきゃいけないのは分かってる。もしくは本当は実現させたいことがある、でもうまくいかない。そんな時に「なにを?」「どこを?」「どうやって変えるの?」それが自分で掴めない時に本当に向き合うべきテーマを(苦しくではなく)楽しく掴むためにライフコーチングを「活用」するという選択をされる方も多いなぁという印象です。しかもそれは結果論。
向き合うべきテーマをクリアにする時期によく起こるのが…「なぜこの話が出てきたのか分からないけど…」とか「全然関係ない話なんですけど…」と本筋とまったく関係ないように思える話が、解決の糸口や、課題の核心に気づかせてくれる入り口になってくれることです。
今回もまさしくそうでした(笑)。一番最初、今回の相談内容としてお伺いしていたことと、まったく異なる2つの話から始まっていったセッション。話の内容だけを聞くと、まったく異なるし、しかも相談目的とは関係ないように思える2つの話。しかしそれらを丁寧に紐解いていくと、そこには重要な「共通点」と「今の課題のヒント=開けるべき扉」と「解決のための鍵」がしっかりと眠っていました。
関係なさそうに見える出来事から「気づきたいこと」「見つけたいこと」それはなんなんだろう〜?と耳を傾け、心を傾け、質問を通して一緒に探究させてもらいました。なかなか1人では気付けない角度、深さ、共通点、繋がり方、出来事からのメッセージの意味、解釈のアップデート。コーチの私には、その答えは分かりません。その方の中にある「核」がどこか?響く部分を一緒に探り当てていくプロセスです。
セッションの最後には課題解決のスタート地点である「本当に向き合うべきテーマの扉を開けられたんだな!」ということが伝わって来ました。今回の本当に向き合うべきテーマは「家族との愛情関係の築き方」だったんですね。
今向き合うべきテーマがクリアにつかめた時、初めて今の自分のメンタル的な「現在地」に気づくことができます。「答えは自分の中に」その通りでした。