失敗パターンとは、繰り返し行ってしまう失敗や誤った選択の傾向・パターンを認識し、それをこれからに活かすためのワークです。その傾向と対策を理解しておくことで、今後は同じ状況を引き起こさないよう対処できる自分だけの問題回避チェックリストになります。
自分のパターンを掴んでおくと、問題が起こる前にその兆候を早めにキャッチして、対処することができるようになります。早めに兆候を掴み対処する習慣がつくことで、失敗が減るだけでなく、負のループ・停滞・問題を「起こさない仕組みづくり」を作ることができます。つまりより柔軟に、心地いい状態を長く保つことを可能にします。
失敗パターン=うまくいかないやり方/能力のメンタルストラテジー:能力があるということ(2023/11/11)
思い通りに行かなかった出来事を「失敗」と捉えてしまうとそこで終わりですが、それをこれまでの自身の行動や選択の「フィードバック」と捉え直してみると出来事の意味合いが大きく変わります。誰もが思うような成果が出なかった、うまくいかなかった、恥ずかしかったこと、もう思い出したくもないことも経験します。失敗なくして成功もなければ、失敗をどう活かすかによってこれからの未来は大きく変わっていきます。失敗と思ったことを丁寧に、やさしく見てみることでそれを今後の糧に変える機会がこのワークです。
失敗パターンには、「思考のクセ」「行動のクセ」「感情のクセ」といった目には見えない「習慣」が大きく影響しています。習慣に気づくためには、1つ1つの出来事だけを見て改善するだけでなく、自身が引き起こしている失敗のパターンを読み解き、根本的な改善を施していく必要があります。失敗パターンワークは、あなたの根底に流れているアップデートすべき習慣を見つけ出すための取り組みです。
成功法則は人ぞれぞれですが、人の失敗パターンには共通点があります。それは本来あるべき状態・姿・行動などから「ズレ」ているときです。失敗の背景にはどんな「ズレ」があったのか?それを理解することができれば、改善方法・解決法が的確に見つけやすくなります。
失敗パターンを認識して、記録する理由は、人びくせはすぐに戻っちゃう。だから「あ、これ失敗パターンだ」と気づけるためにも、気づいたらすぐにデザインし直すためにも記録しておくこと。(2023/11/11)
それぞれのエリアにおいてどんな失敗経験をしてきましたか?
失敗したと思っている経験の共通点や違いは何でしょう?大切なことは自分の失敗しやすいパターンを理解し、戦略的にその経験を活用していくことです。まずは失敗パターンに気づくことが何より大切です。
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