パーソナルヒストリー：自分史とは？
パーソナルヒストリーとは、これまでの経験や出来事を洗い出して、時系列に並べ可視化したものです。就職活動の自己分析ツールとしても活用されていますね。転職・副業・起業などキャリアの棚卸しにはもちろんのこと、人間関係、健康や気持ちの変化などプライベートな側面も含めて活用できるワークです。価値観や行動のパターンを知るのに役立ちます。
経験から自分軸は浮かび上がる
私たちの軸は意識していようがしていまいが「行動」に現れます。このワークに取り組むことが重要なワケは、自身の経験・行動を振り返ることを通じて自分の大切にしていることを知ることができる点です。
- 何があって（出来事・事実）
- それによってどんなことを感じ（感情）
- 何を決めたのか（決断・選択）
を洗い出すことで、その行動の背景にある価値観の棚卸しができます。
過去の解釈をアップデート
過去を振り返ると「この出来事があったから、今があるんだ！」「この経験をもとに、あの考えを持つようになったな。」と感じることがあると思います。過去の出来事が糧になったこともあれば、過去の出来事が足かせと感じることもあるかもしれません。
過去の棚卸しは「その出来事を自分が今までどう解釈してきたか」を客観的に知ることができます。糧になるものは今後も活かし、足かせになっていたものはその解釈をアップデートし直すことが可能です。
パーソナルヒストリーと〈人生の８つのエリア〉
人生にはさまざまなエリアがあります。
〈人生の８エリア〉
- 【A】キャリア/仕事
- 【B】お金/財政状況
- 【C】人間関係
- 【D】家族関係
- 【E】パートナーシップ
- 【F】学び/自己成長
- 【G】心身の健康
- 【H】遊び/楽しみ
それぞれのエリアにおいてどんな経験をしてきましたか？
パーソナルヒストリーでは、幼少期、学生時代、仕事経験とキャリアの変化、結婚や子育てなどの家族関係の変化、心身の健康の変容、旅行やアクティビティなど、さまざまなイベント・出来事を時系列に書き出していくことで、これまでの自分の歴史を俯瞰で見る機会を与えてくれます。
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