「今日もお疲れさま、自分!」のひとことをかける練習から始めよう
私自身が内省のための記録として、振り返り(当初は手帳)をはじめた頃。最初は本当に…何を、どう、振り返ったらいいのか、何を書けばいいのか、さっぱり分かりませんでした。いろんなやり方・ノウハウ・手順は溢れているんだけどいまいちその「芯」が掴めない感覚があったからです。
それから、手帳やジャーナリング、ノート、ワークシートなど自己理解や内省のツールも片っ端から試してみました。それで分かったのは、私にとってもっとも重要な振り返りの目的は「区切りをつける」ということだったのです。
私たちの脳って「時間概念」がないと言われています。
身体はいま、ここ、に存在しているけれど、私たちは「思考」
過去の楽しかった思い出について話し始めるとつい笑い出してしま
身体はここにあっても、意識は「今ここ」にないことの方が多い。だからこそ1日に1回区切りをつけて「今、ここ」に自分の意識を戻して、リセットしてあげることがすごく重要なんですよね。
それだけでなく私は1日に1回の振り返りをすることで
- 毎日のメリハリが付けられるようになる
- 観察力が身に付く(自分の状態を察知する力)
- 俯瞰力が身に付く(客観的な視点)
この能力が自然と鍛えられていきました。これは今とても役に立っています。これらの力って「1週間で身につく」ものではないけれど本当にただ「辞めない」でいることで加速度的にその効果や影響が広がっていくもの。これも「今日も1日お疲れさま、自分!」っていうひとことの声かけを習慣にしようというところから始まりました。そう「1日に区切りをつけるため」に。
「取り組み続けることで1つ1つ自然とできることが増えていく」感覚が30代になってからは楽しくてしょうがなくなりました。今は「身体の調子を整えるためのアクション」と「思ったらすぐ行動!」に取り組み続けることにチャレンジ中。今取り組んでいることは必ず自分に返って来る、ということがすごく分かるからどんな形で返ってくるのか…楽しみです。
1日の区切りのために、何かやっていることはありますか?