行動することが大切だと分かっていても「なかなか一歩踏み出せない…」そんな経験はありませんか?
「いかに行動するか」が人生の鍵
悩みの解決も、目標の実現も最終的には「いかに行動するか」が鍵です。そのためセッションの最後では必ず「何をするか/しないか」という具体的な行動への落とし込みをします。
今回は行動が出来ないと感じている時のひっかかりポイント&その解決法をご紹介したいな、と思います!
【1】行動を「止めている」理由を知る:不安を明確にする
行動できない/しないという状態を引き起こす強力な要因は〈不安〉という感情です。
不安は悪いものではないけれど、不安の正体を明確にせずあやふやなままにしているとその感情は自動で肥大化し、暴走し始めます。笑
まずはその不安を暴走させないようしっかりと不安を感じて、感覚、その対象、状況をふんわりと受け止めること。
そして受け止めたらその不安が何なのかを具体的に言語化して思い当たることをぜ〜〜んぶ身体の中から出し切ります。
例えば
- この行動によって人間関係に不協和が起こったらどうしよう?
- もしも失敗したらどうしよう?
- これで嫌われたらどうしよう?
- 人からバカにされるようになったらどうしよう?
- お金がなくなったらどうしよう?etc…
何について考えると、不安という感情が浮かび上がってきますか?不安な状態の時に頭の中で話されている会話、言葉の内容はなんですか?それらをすべて書き出します。
イメージは身体の中を風が通っていくように、風と共に身体の外にすべての不安に関する要素を言葉で一度出し切るように!
その後に…「で、何する?どうする?」とあっけらかんとしたノリで自分に聞き直してあげてください。
【2】行動の一歩が大きすぎる:細分化する
初めて跳び箱を飛ぶのに、「いきなり10段を飛べ!」と言われたら…どうしたらいいか分からず、足踏みしてしまう。それは誰だってそうなりますよね。笑
でも〈あるある〉なのが自分自身に対して無意識に高いハードルを設定していて、初めてにも関わらず「やるべきだ!やれー!」となぜか急にスパルタ。笑 自分にナゾにプレッシャーかけてるケースです。(もちろん、自分では気づいていない…)
大きな目標やタスクを一度にやろうとすると、誰だって動けなくなってしまいます。だからこそ、行動を細かく分解して小さな一歩から、やりやすいところから、やりやすい形にして始めてみることが重要です。
ポイントは〈あなたにとって〉やりやすいところから、やりやすい形で、です。
誰かが「このやり方がいいよ」「この形がいいよ」と言ったものが、あなたにとってのベストかどうかは分かりません。かといって、いくら一人で考えてもこれまでと違うサイズに分解する方法や、新しいやり方に気づくことはできません。
いろんな情報を参考にしながら、あなた自身にとってのサイズ、方法、ステップを繰り返し試しながら見つけ出していくのが重要です。
【3】何をしたらいいのか分からない:選択肢を広げる
不安がない、やる気はある!だけど…具体的に何したらいいか分からない。そんな時は、選択肢が少なすぎることが原因です。
それは自分のおもちゃ箱に、もう遊びたいおもちゃがないことを教えてくれています。いくら探しても、ないものはないんです。笑
「なんだか飽きたな」「最近つまらないな…」「変わり映えがしないな」と感じている感覚は、本質的な〈New!〉がなくなってしまっていることを教えてくれます。もう、自分の知っているおもちゃでは遊び尽くしてしまったんですね。
そんな時は自分の「おもちゃ箱」にある選択肢だけではなく、もっと外の世界に目を向けるタイミング!
例えば
- いつもとは違う道を歩く
- 新しいカフェに行く
- 人に「こういう時どうしてる?」と聞いてみる
- これまでは参加しなかった機会に参加する
など、普段と違う環境や体験を取り入れることで、新しい行動のインスピレーションが湧いて来ます。
行動は無理やりするんじゃなくて、自然と動き出すもの
人生は、自分が選択したすべての経験によって奏でられるハーモニー。
行動は無理やりするんじゃなくて、自然と動き出すもの。行動を止めているものを、明確にしてそれに対処して行けば、行動は自然と生まれてくるもの。
そしてそこから起こる出来事は、いい経験も、悪い経験と思うようなことでもヒントがあり、意味があり、糧とすることができます。それらを”自分の人生にどう使うか?”が要ですよね。
今日は、これまでとは違うどんなアクションを楽しみますか?意識的に新しいことに取り組む1日は間違いなくNew!な日になります。
それではHave a New & Good day!