セッションを最大限活用するコツの1つに「気づきや発見を言語化しておくこと」があります。
パーソナルセッションでは、毎セッション終了後にリフレクション(振返り)ができるフォームをご用意しています。(詳しくはこちら)その振り返りの機会を通してクライアントのみなさんが報告してくださった気づきや発見をVOICEとしてシェアしています。
■今日のセッションでの新しい気づき、発見はなんでしたか?
チームのほうがパフィーマンスを発揮できる特徴があるということ(意外w)
(*この「意外」っていう部分ってすごく大切ですよね。自己認識と、結果/パフォーマンスがズレていることってよくあります。)
■セッション前後ではどのような変化がありましたか?
改めて「こういう切り口でいうと、自分ってこういう人間なんだね」という納得感
(*どれだけ多角的な切り口で、自分を見てみることができるか?は能力発揮や自己理解にめちゃくちゃ重要!)
■自分自身について今日は新たにどんなことを発見しましたか?
自己理解が比較的正確だった
■終わってみて「今日の本当のテーマ」はなんでしたか?
自分とは
■今日のセッションを通じて決めたアクションは何ですか?
自分がワクワクすることを改めて探す
■今日の感想
「感情の動きが先行して、それに伴って思考や物理的な動きが起こる」という流れには納得感が深かった。「イメージが出来るかどうか」も「リスク管理や期間」みたいな要素を満たしながら、実現するためのツールになっていてるという感覚もあって、ますます「(自分って)ディレクター的な人間なんだなぁ」という実感です。
感情がベースになって動くのであれば「自分の感情が動くことを見つけてそれを定期的に自分にニンジンとしてぶら下げてあげれば、走り続けられるってことだよね」という、凄く単純な仕組みに気づきました。ただ単純だけど、仕組み化そのものはそこまで簡単じゃないよなぁとは思っています。
心地よく走り続けるために大切なことは〈思考〉〈行動〉〈感情〉この3つの要素を自分にフィットした形で仕組み化してくことです。
〈思考〉を変えようとすることも、〈行動〉を変えようとすることも大切ですが、エネルギーの源になっているのは〈感情〉です。そのため自分で認識する/しない関わらず、最初に感情が発生して、それに呼応する形で思考や行動が起こります。それぞれの要素は役割が違うんです。思考や行動にフォーカスするのと同じだけ、感情にも意識を向けると自分を動かしやすくなります。エネルギー源である感情を、思考や行動にうまく転換できると、ものすごくスムーズに走ることができるからです。
そして最後に感想をつぶやきで書いてくださったように、仕組み自体はとてもシンプル。ですが「仕組み化すること」それ自体は、そんなにカンタンじゃないというリアル。笑 そうなんです。
自分を活用するというのは、正解も、正攻法もない、自分だけの新しい仕組みを生み出すことと同じだからです。だからこそ、
- 「感情が動くこと・瞬間が何か?」を掴むために気づきを話す
- 気づきを仕組みに落とし込んで行くために「どんなことを考え、どんな行動に落とし込んでいくといいか?」を具体的に決める
この2つを繰り返していく必要があります。これを私は自分らしい人生づくりの1000本ノックと呼んでいます。セッションは、この仕組み化を1人ではできない速さ、精度、柔軟性、多角的視点で構築して行くための、人生の戦略会議です。