セッションを最大限活用するコツの1つに「気づきや発見を言語化しておくこと」があります。
パーソナルセッションでは、毎セッション終了後にリフレクション(振返り)ができるフォームをご用意しています。(詳しくはこちら)その振り返りの機会を通してクライアントのみなさんが報告してくださった気づきや発見をVOICEとしてシェアしています。
■今日のセッションでの新しい気づき、発見はなんでしたか?
ささいなことの裏に、大きな気づきがある。
■セッション前後ではどのような変化がありましたか?
意識の向け方や視点の持ち方を複数にしたいと思うようになりました。
■自分自身について今日は新たにどんなことを発見しましたか?
大切にしているものが意外と多いこと。
■終わってみて「今日の本当のテーマ」はなんでしたか?
視点の切り替え
■今日のセッションを通じて決めたアクションは何ですか?
気になったことをメモする。
■今日の感想
(セッションの中でえりさんから)「イラっとするのはそこに気付くから。そこが自分の強みだから。」という話がありました。ということは裏を返せば「そこにイラッとしなくなったら、それは自分の感度が下がっている?強みではなくなってしまう?」「イライラすることが多ければ多いほど良いのか?」「日々心穏やかに過ごしている人は感度が低い人なのか?」いや、そういうわけでもない気がする…と新しい問いが生まれたようです!
「ささいなこと」と思っているのは、大抵は自分だけで、「ささいなこと」か「大層なこと」かその自分自身の判断や基準とは関係なく「自分が思ったこと・気づいたこと」がすべてです。だからセッションでは「ささいなことですが…」とか「本当はどうでも良いことなんですが…」という前置きを逃しません(笑)
人にとって本当にささいなことや、どうでもいいことであれば、記憶にも残っていませんし、意識にも上りません。「覚えている」こと、そして「セッションの中で”ふと”出てくる」という時点で、その方にとってとても大切な意味があり、何かのサインだと捉え「ささいなこと、というのはありません。どちらかというと、大切なもののはずなので、ぜひ聞かせてください。」とお伝えし続けています。
またリフレクションをしながら新しい問いが生まれたことも記してくださいました。このようにリフレクションには新たな問いを生む効果も。「効果的な問い」が生まれると、その答えは必ず自分自身の学びに繋がります。
さて、今回の「イラっとするのはそこに”気付く”から。」そして「そこにこそ自分の強みが隠されている。」という内容については、捉え方のコツがあります。怒りは通常、対象(相手、出来事など)に対して怒っている、イライラする、あり得ない!と思う…という現象として多くの方が捉えていますが、怒りは自分自身にある「宝」の在りかを教えてくれるサインです。(その詳しい説明については別途音声でお話ししようと思います。またお知らせします。)