マイトリセツ・ワークショップ【人生の羅針盤】が終わりました!脳のトリセツも含めて、自分の羅針盤=価値観を深掘りするための機会。(セミナー概要は▶︎こちら )
- 開催レポート
- ご参加いただいたみなさんからのリアル・ボイス/ご感想
のご紹介です。
目次
Toggle人生の羅針盤となるのは「何に価値を感じるか?」
私たちの人生は、みんな違います。
私たちはみな、同じ時代に生まれ、同じ地球に生きていて、同じ社会の一構成員として存在しています。しかしそれぞれが生きている世界観はまったく異なり、同じものを見ていても異なる解釈で理解し、異なるものを聞いても同じような捉え方をしているかもしれません。
私たちは同じように生きているようで、一人一人がまったく異なる地図を持ち、まったく異なる目的地を目指し、まったく異なるルートや移動手段を使って歩んでいるのですよね。そう考えた時に【人生の羅針盤】の役割は、自分が向かうべき目的地がどちらの方角かを示すことです。
それは他の誰でもなく、あなただけの目的地を示してます。つまりあなた自身しかその羅針盤を活かすことはできないし、その方角を知ることもできません。
この人生の羅針盤となるのが私たちが「何を大切にしているのか?」という【価値観】です。
「価値観」は無意識の領域
「何に価値を感じるのか?」は無意識の領域と言われています。
ふだん、私たちは常に、明確に「自分は何に価値を感じているか?」について考えていませんし、言語化もしていません。ただ面白いことに…価値はこれまでの過去の経験によって自動的に醸造され、個々人の中に「すでにあるもの」なので、それが「何か」は分からなくとも、その価値観に沿って行動し、選択し、決断しているのです。その仕組みは分からずとも、常にそれにのっとって生きているんです!笑
無自覚に行動基準として活用しているけれど、その核となる「価値観」が何かが掴めない。それはそれについて考える機会、言語化する機会が少なかったから、もしくは適切な形で取り組んでいなかったから、なだけ。それだけです。なぜなら「価値観がない人」はいないから…。
「ある」けれども、意識的には「気づきにくい」ものが【自分の価値観】なので、それについて考える、言語化する機会や時間を作るというのはとても大切になってきます。
価値観をつかむのが難しい?
マイトリセツ【人生の羅針盤】ワークショップは「自分にとって価値あるものは何か?」を内省するための機会です。
価値観を明確にするとは「あれが欲しい」「これを実現したい」というような具体的な内容ではなくて「こうありたい」「こんな感覚が持てたら幸せ」というように、とても主観的で、抽象的で、哲学的な側面があります。
そうやって取り組もうとするとハードルが高く感じたり、難しく感じたりするかもしれません。これまでさまざまな方と「価値観の明確化」をご一緒する際に、始める前に言われたのが「やってみたけど難しくて」「自分でも取り組んでみたけどしっくりこない」というたくさんの声でした。
痛みの原因は、だいたい違うところにある
「価値観」をクリアにする、それ自体はとってもシンプルで、カンタンなことなんです。
なぜなら自分の素直な「楽しい」「うれしい」「ワクワクする」「感動する」「興味」「関心」が向く方向性を掴めばいいだけだからです。ただ…実際には「価値観の明確化」が難しい、分からないという場面にもたくさん遭遇してきました。いろんな方とご一緒して分かったのはその原因は、大きく4つでした。
- 自分自身の直感や、素直な感覚が分からないから
- 感覚は掴めているけれども、それにフィットする「言葉」がまだ見つかってないから
- 「価値観とはこういうものだ」というその人自身が持つイメージと、実際に価値を感じている感覚にズレが生じているから
- そもそも曖昧、抽象的、感覚的なことに抵抗があるから
つまり「価値観をクリアにするのは難しい」と感じる場合の解決方法と、コツはその人が直面している原因によって異なるのです。
現在地に「気づく」ことから始まる
今回は「脳のトリセツ」=脳を効果的に使う方法を6つご紹介した上で、価値観の明確化に取り組んでいただきました。
そして結果としては…「価値観がスッキリ!明確になった!」という方は全体の3割強の方でした。「え?価値観明確になってないじゃん!ダメじゃん!」って思われましたか?いえ。いいんです。なぜなら価値観を明確にするために「これはしっくりくる!」ということが分かった方がいることと同じくらい今考えていたことが「しっくり来ない」ことに気付くこともめちゃくちゃ大切だからです。
みんなそれぞれ、人生の旅路の途中と考えた時に、その進路も違えば、進度も異なります。これまでの経験も違えば、目指している目的地も違う。
- これまでの価値観は明確だったけど、今「移行期だ」と気づかれた方
- 価値観を決めるためのそもそものデータがもっと必要!と気づかれた方
- 価値観は分かっていたのに、それじゃだめだ!と他人軸が入り込んでしまっていた方…
それぞれ「価値観が今掴めない原因」は異なりますが、その「考えていたこと(意識)と感じていること(無意識)にズレがある」ということに気づいたことがもっとも重要なポイントなのです。それが分かれば「今、何をすべきか」が明確になり少し先の目的地までいくことができます。
今、価値観がバチ!っと掴めた方は、それを基準に今の生活をより豊かにする具体的アクションを決めていただきました。価値観が掴めないことに気づいた方は、掴むためのアクションを決めていただきました。またその進捗、変化をお伺いするのが楽しみです。
みなさんからのご感想
思い込みも理由が分かればすぐに外せる
宮永 亜美さん
ご参加のきっかけ
価値観を見つけるワークやコーチングは受けたことがありますが、
- 自分の価値観をクリアにしたい
- 脳の仕組み、心の仕組みを知りたい
- 自分の不必要なもやもやをクリアにしたい
と思い、申込みました。
参加してよかったこと&新しい発見
- 聞いたことは覚えていなくてもOK!
- 直感はキーワード、単語など短い言葉で出てくる
- 否定語は脳に2つの理解をさせている(○○する+それをしない)
ので混乱の原因にもなっている - 直感は意味がわからなくてもいい!まずは言語化、意識にあげてみ
る
などを知ることができました。
また「大切なもの」として自分が挙げたキーワードでもモノによっては緊張
(考えたい内容だとしても)抵抗があると大切にしたいものも出てこなかったり、ひとつ出てくると次々とキーワードが出てくることがある(意味が
これからの変化&アクション
直感を大切にして、意味がわからなくても言葉にしたり書き出したり
他の具体的なアクションとしては
- 毎日自分の気分の音楽を聴く
- 自分責めを辞める→あるものを探す
- 否定語を辞める→肯定的なの使う
- 望みはたくさん言語化する
感想
今日はあっという間の2時間+αでした!今までに学んだことがある内容でも、えりさんの解説が分かりやす
「1回聞けば種が蒔かれている!」「気づけばそれでOK」「第3ポジシ
えりさんの関わり方も凄くフラットで、心地いい空間・話しやすい
やるべき事に安心して集中できる
M.Nさん
ご参加のきっかけ
自分の可能性や価値観を知りたい、また知ることで自分への自信がつくのではないかと思い参加しました。
参加してよかったこと&新しい発見
[潜在意識のキーワードは短い、カンタン]
たまに浮かんでも、意識してなかったのでキャッチできてなかった
[習慣の1000本ノック]
3日坊主でやめてました‥。やり倒してナンボの世界ですね。
「否定語を使わない」を頭に入れていました。(そうではなくて)「肯定語を使おう!」に変換しました。
また「お風呂でアイデアが浮かぶよな」と漠然と思っていましたが、そこ
これからの変化&アクション
やるべき事に安心して集中できると思います。
そして否定語を手放し、欲しいもの、あるものについて言葉にしようと思います。ぼーっとして、アイデアが出た時にすぐキャッチしてメモる。焦らず価値観を探していく。習慣化したい事を、何度も諦めず繰り返して行うことに取り組んでみようと思います。
感想
zoomでワークショップは初めての経験だったのでドキドキしま
えりさんがインスタやブログで書かれている事を「もうわかって
あっという間の時間でした。途中で個別にお話しでき、その時にえりさんから気付きを伝えて頂けたのがよかったです。ワークショップ
「価値観が変わっていた!」という発見
服部 あや乃さん
ご参加のきっかけ
自分軸、選択するときの指針を明確にしたいと思い参加しました。
参加してよかったこと&新しい発見
「人生の大切な価値観が(以前と)変わっていた!」ということが発見でした。また挑戦や経験に重きを置いていることにも気がつきました。
これからの変化&アクション
- 挑戦できる日々への感謝(アクション)
- 否定的な捉え方(手放すこと)
これから毎日ワクワク楽しめる!と思いました。
感想
えりさん、ありがとうございました^^ついつい目の前のことに追われて、自分と向き合うことを後回しにしてしまうのですが…(今もまたそう^^;)こうしてまた振り返る機会ももらえ[*振り返りのためのフォームをご用意しています]、ゆっくりと自分と向き合う時間が取れてよかったです!
まだまだ否定で捉える思考のクセがあり、何かが起こったとき「何がいけなかったんだろう」と考えてしまうのですが「どうしたらできるか?」「どうしたら楽しいか?」に切り替えていきたいな、と思う今日この頃です。ポジティブな人間だと思っていたけど、実はネガティブな面もあり(それが悪いわけじゃないけれど)方向転換したい!
あとは「断る勇気」と「やらない勇気」を持つ!やらないことを決めるのが一番苦手だということも気づかせてもらいました。
自分の言葉が意外とサクサク出てくることにびっくりしました!そしてスッキリ!です。
「ワクワクに真剣にアンテナを張る」重要性が分かった
H.Tさん
ご参加のきっかけ
- 2022年も頑張って自分と向き合ってきたので、その総括をし
たい - 今まで一旦ジェンガを崩して混ぜるような、ジグソーパズルを混
ぜるような期間が長かったので、ある程度貯金した価値観をこのタ イミング整理して、次の方向性を明確にしたい
と思って参加しました。
参加してよかったこと&新しい発見
- 他の参加者の方がいたことで、他の考えに触れたときに自分が成長していることを感じられた。(他の方との優劣ではなく、他の人の話を受けて自分から出てくる感想が奥深くなっている気がしたため)
- なんとなくわかりはじめていた〈直感の重要性〉について確信した。
- 自分のワクワクに対して真剣にアンテナを張ることがいかに重要
かわかった。 - 優先順位を丁寧に決める必要があることが分かった。
- 水面下に広がる無意識を以前より汲めるようになっていることにも気づいた。
これからの変化&アクション
⑴ 自分の大切なものに優先順位をつける癖をつける。
→優先順位をつけるために、ワクワクや直感に忠実に従う。
「自分にとっての正解」をシンプルに集められるので、人生はワクワ
⑵ 直感・ワクワクに従ってシンプルに選択していくというアクショ
⑶ モヤっとしたり、不穏なものを感じたら速やかに離れる。
→そうい
感想
どんどん日々自由になってきて、ここまで頑張ってきてよかったな
もちろん引き続き日々丁寧に整理して生きていきたいですが、まだ
捉え方を変えると、いいように使える
*第3のポジションとは▶︎こちら
>山のような情報を1つ1つ取り込んでいたら、混乱してしまうので俯瞰して見よう!見よう!と力んでいた自分に気付きました。時と場合によって、ポジションを柔軟に変えようと思いました
これまでそうやって「意識」してきたからこそ、第3ポジションで物事を俯瞰する、客観的に捉えることがとっても上手&得意になってこられたんだと思います。ということは「はい、次は第1ポジションに入るゲーム!」というように新しいゲームだと思ってまた「意識」していけば同じように上手&得意にすることもできちゃうということ。そのプロセスを楽しんでいきたいですね。
>あと昔から「何となくこう思う、でもきちんと説明できない」が多くて、ちゃんと相手にも納得してもらえるように答えないと‥と思っていました。
これ分かります!今回のワークショップをきっかけに、その気持ちがラクになったとのこと、よかったです。
またこれまで「色々キャッチしてシンドイな~」と思うこともあったのですね。それも捉え方を変えればそれこそが「気づける」才能です。気づける才能はガンガン伸ばしつつ、不要なものは取り入れない、避ける、防御するという両方を、少しずつトレーニングしていかれるといいと思います。これからもご自身の可能性や魅力を発揮していくエッセンスとしてこの機会がお役に立てたらうれしいです。
強みを活かして前に進むきっかけに
*優位的な五感とは▶︎こちら
五感については、ご自身でも思っていた部分だったんですね。五感の優位性も、状況や、目的、あと時期によっても変化しています。それこそ価値観も変わっていくように、ですね。それに人によって、その現れ方やポイントは微妙に違ってきます。なので「これかな〜?」と思ったりしますよね。
私は現在、もっとも活用している五感は視覚ですが、今思い返してみると幼少期は身体感覚がメインだったように思います。「20代は聴覚(特に文字情報)が優位だったな〜」とも思いますが、音で入ってくる情報の「記憶」はめちゃくちゃ苦手でした。そうやって「私はこのタイプ!」というよりも「この部分はこの傾向があるな」という傾向が掴めていくと、自分の活かし方の幅が広がるのでとてもオススメです。
Aさんの場合は「情報」としての音は記憶に残りづらいのかもしれませんが、「印象」としての音はすぐに掴まれるのかもしれないですね。それはまた別のフィルターで「何を大切と思うか」=「何を記録に残すか」というが価値観のフィルタリングが無意識的に働いているからかと予想します。人間って、本当にいろんなことに影響を受けたり、思ってもみないところに物事の原因や起点があったりして…知れば知るほど面白いですよね。
それに「視覚と聴覚を同時に使う場面だと視覚の方に引っ張られて」というお話もありましたが、私たちの今の社会は「視覚優位」な社会になっていて、そのため情報量がそもそも多いこと、また私たちのコミュニケーションには視覚情報が最も大きく影響すると言われています。「人間が共通して持っている仕組み・特徴・機能」がある上で、さらに個々人の個性があります。そこを見極めて自己理解していくと、スムースです。
誰もがみんな「基準値」なんてなく、さまざまなグラデーションを持った存在だと思います。自分を大切に受け入れながら、強みや魅力を活かしていかれること応援しています。
刺激が爆発!
ワークショップ後も、色々と気付きの連続だったんですね!「刺激が爆発」というすごいお言葉をいただきました。笑「意識に上げたい気持ちにフタをしていた自分に気づいた」ということも。
こういう機会やご一緒するメンバーもとても意味があり、ご縁があるんだと思います。ご一緒したみなさんの影響もあって、オープンマインドで参加できたこと。聞けてよかったな〜と改めて思います。
ほとんどの場合「気づきたくないこと」に誰よりも「気がついている」のは本当は自分自身だったりしますよね。早くそれは認めて「じゃ、どうしよっか?」ってそこから抜け出す、もしくは動く方法に取り組んであげたいですね!次への一歩を踏み出すことを応援しています。
ご感想をいただいた場合には随時、追記していきます。
いつでも立ち戻ることができる「人生の指針」づくり
価値観を明確にすると、大きな方向性として今進んでいる道が〈自分にとって正しいのかどうか〉が分かります。そしてなにより心地いいことは「新しいことにチャレンジしよう!」と思った時や、何かを「辞める」決断をする時、どんな時も自分の指針として立ち戻ることができ、納得して人生の選択と判断ができることです。
ただ価値観って普段は考えることがないもので、いざ「なんだろう?」と考えてみても、これまで一度も考えたことがなければなかなか出てきません。意識的ではなくとも、そのような会話をしたり、考えることが自然と身についている場合は、すらすらと出てきたりもします。
大切なのは、価値観がすぐにわかるのであればそれを言語化して明確にしておくこと。もしも出てこないのであれば、これまで「大切なものは何か」について考えるという「経験値」が少ないだけなので、その1回を今から積み上げ始めましょう。